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指し手と大局観と感情と。

今日はイラスト以外の趣味からネタを引っ張ってきたいと思います。


なーんだ、それなら興味ねーや、なんておっしゃらず(笑)、人の感情に関する話なので心理面に興味のあるかたはぜひ、読んでいただけると嬉しいです。


大局観という言葉の意味を私も完全に理解しているわけではありませんが、将棋や囲碁で大局観というと、超ざっくりいうなら【現在の局面をどうみているか?】という意味合いで使われることが多いです。


自分の方が有利なのか?それとも相手の方がいいのか?を考える、推測するということですね。


……恥ずかしい話なんですが、私にはこれを考える意味がほとんど分からなかったんですよ。


だって今が有利だろうが不利だろうが、現在の局面における最善手は変わらないはずです。


将棋なら今だと無料でプロと同じぐらい強いソフトが手に入りますので、それに局面を入力すればどれくらい有利(または不利か)が具体的に数字に出ますし、その局面での最善手も示してくれます。


ただ、これはソフトだから無感情に一瞬で指し示せるわけであって、我々人間には感情というものがあります。


局面を悲観しすぎていれば、もしくは楽観しすぎていればその最善手を指すことができず、さらに状況を悪くしたり、もしくは優勢な状況を手放す破目になることでしょう。


ある意味大局観を身につける、というのは感情をコントロールできるようになる、ということなのかもしれません。


感情をコントロールする方法はいくつかありますが、個人的に一番効果があったのは【自分の感情の実況】です。


例えは将棋だと【しまった!変な手を指して悪くしてしまった!どうしよう!】と主観的に思い詰めるのではなく、【あー、今俺悪手を指して気持ちを揺らしてるなー。焦って手から変な汗出てるよ】と、自分の今の心理状態や体の反応を頭の中で実況するのです。


自分の感情を実況中継しているうちに状況を客観的に捉えられるようになるので、頭がだんだん冷静になっていきます。


最初はそんな難しいことできるかいな……と感じると思います。


ですが慣れてくると仕事でミスして怒られていたり、誰かと口論している時でさえ、【あー俺、怒られて結構焦って落ち込んでるなー】とか【結構きついこと言われてムカついてんなー】と実況できるようになります。


もちろんそれでミスしたり喧嘩したりしている現実を変えることはできないわけですが……。


少なくとも感情を爆発させて破滅的な行動を取ってしまう可能性を、冷静になることによって劇的に下げることができます。


先程も書きましたが、初めのうちは、特に怒りの感情を抱えているときはなかなか発揮するのが難しい【スキル】だと思います。


ですが感情のコントロールは結局スキルですので、練習して慣れてくればある程度身につけることができるはずです。


【感情の実況放送】、次にあなたがなんらかの感情に飲み込まれそうになった時にぜひ、試してみてくださいね。


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