(13)
(この勝負・・・勝てる!)
のけぞった武田が態勢を持ち直す前に、俺は、持ち前の素早さで、武田の巨体に突進した。
「どりゃああーーーっ!」
俺と武田のでっかい腹がぶつかり、ぱーんと勢いのいい音を立てる。
腹がつかえて、かろうじてマラは当たっていない(もっとも、俺も武田も、小ぶりだからという理由はあるが、それはさておき・・・)。
俺は、両手を武田のデカケツに回し、がっつりと尻たぶをつかんだ。
脂肪がたっぷりのっているにもかかわらず、筋肉を収縮させた尻は驚くほど固い。尻たぶまでびっしり覆う毛の感触が伝わってきたが、そんなことでひるむ俺ではない(いや、むしろそれは俺にとって好まし・・・いや、なんだ、その、ゲホゲボ)。
俺は、武田の肛門を剥き出しにしてやる!といったぐらいの勢いで、尻たぶをギュッとつかみ、俺の体のほうにたぐり寄せた。
互い体が密着し、亀頭の距離も近づいていく。
あと数センチで亀頭が触れ合うというその時、武田のポーカーフェイスに、一瞬、ひるむような表情が浮かぶのを俺は見逃さなかった。
(やっぱり・・・こいつ、マラがくっつくのを恐れてやがる!)
マラが俺の体に触れるのを避けるため、入れるべき力が入れられず、及び腰になっているのだ。それが、俺がつかんだ弱点だった。
そりゃあ、普通はマラが野郎の体に、ましてやマラ同士がくっつくのは嫌だろう。
だが、これは勝負だ。マラがくっつこうが、そんなことは関係ねえ。マラをぶっつけてでも、相手を押し倒したほうが勝ちだ。
武田は腰を引こうとしたが、がっつり尻たぶをつかんだ俺の両腕がそれを許すわけはない。
俺は体をますます密着させていき、ついに…。
武田と俺の亀頭が、触れ合った。
(続く)
あんどん丸
2022-11-27 13:47:28 +0000 UTCシガラキ
2022-11-27 03:39:36 +0000 UTC