XaiJu
雪国裕
雪国裕

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コミケお疲れさまでした。私は今回もスペースをいただいており、不完全ながら用意した本を持ち込んで参加させていただきました。当初部数は20程度でいいかと、そこをさすがに少ないと倍の40に。しかし実際は予想を超える反響いただき、ありがたいことと申し訳なさに嘆いておりました。


完売まで9分。

正直驚いております。まだ自分が存在してよいんだということに。


コピー本をせっせかとセブンイレブンで印刷し、持ち帰ってホテルで製本を体力の限界まで行った次の日、妙に冷静でした。たぶんこのコミケが最後になるだろう。本は完成させるが、その先は。

それはまるで人ごとのような。


なぜか。まぁお分かりかと思いますが数年前よりイラスト、作品の投稿時の反響が極端に少なく、よってそれから推測する自分の力量、作品の需要の低下をひしひしと実感していたからです。また、お仕事として描いたイラストもライバル(いい意味で)の絵かきさんと比較すると100分の1のいいね。RTなどはほとんどなく、自分で宣伝を繰り返しましたがかわらず。受注生産品であったためほとんどの報酬はありませんでした。ネームバリューを見越してご依頼いただいた企業様にも申し訳ないです。


まず企業イラストの依頼という時点である程度の選別はされているでしょうに、私という人間は本当にいい絵が描けているのだろうか。

依頼として受けた場合、趣味のイラストの数倍は気を使っているつもりですので、妥協はない、絶対に。はずなのですが、やはり世間的には響かない「下手糞」なのでしょうね。数というものは残酷です。数字は今も昔も嫌いです。


と、ここらへんからだいぶ、自分の様子がおかしくなっていたと思います。


上手い人はさらにうまく、また化け物みたいな新人があっという間に追い抜いていく時代。私はというと、絵を上げればフォロワーは減り、呟けばフォロワーが減る。こうなればもう何もしない。という選択が正解にみえる。

そんな状態に滅入ってしまい、描いてはいるものの公開できない。結果見てもらえない、反響をもらえないことで創作自体ができなくなっていました。他人に理解されなくていい自分の好きなものを描くんだ!とはきれいごとオナニー野郎の思想です。もっというと、以前の自分です。そんなものが通用するほど甘くありません。

ごめん、正直つれぇ。やめてしまおうかなと。

年間でも70万くらい。貯金を切り崩す中自分だけを養えればそれでいいということでもなく、焦りの中本気で転職を考えていました。ぶっちゃけ絵を描くことなんて苦行ですからね。決まった作業系の何時間も手を動かす仕事のほうが得意です。


と自棄になっていたところで主治医に相談。「大分きてるね」と、薬の分量と強度を上げることに。初回の副作用は、前の薬ほどじゃない。動けそう。


これが12月初頭の出来事。そこから原稿作業でした。

うつ病で仕事ができなくなるクリエイターはかなり多いと聞きます。仕事道具であるアイディアボックスにがっちり鍵がかかってしまう状態、そんなイメージ。


しかしこの心の痛みと悩みは、きっと野心の裏返しです。火さえ灯ればまた脈動するでしょう。


2023年は厄年というのにふさわしい最悪の年でした。

2024年は燻った炭に火入れをしていきたいと思います。ですが私一人では弱すぎます。

だから皆さんも遠慮せずに焚きつけてください。あらゆる反応が火種になります。燃え尽きる寸前まで激しい火柱を上げたい。私は、きっとそれを望んでいます。


雪国 裕



PS:

相対的にアナログ原画の価値が上がってちょっとうれしい。色紙買ってくださった方、ありがとうござました。


あけおめ2024です。


確定申告事務作業ファ〇ク、仕事増やすなインボイス。

とりあえず2月まではスケブ作業と、涼月本に着手します。


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