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OMORIの思い出 後編


OMORIの思い出 前編

※クリアしたゲームについて綴るので重大なネタバレや画像など有り。 OMORI。こちらも以前から気になっていたゲームがコンシューマー(SwitchやPSなど家庭用ゲーム機)化されたので。 大枠でいうとアンダーテールに雰囲気が似ていると言えるが、実際は世界観もストーリーもゲーム性も随分違う。海外インディーズ発かつMOTHE...


長くなったので分割後編。ややこしい話で恐縮なのだけど一度書き上げたものを前編後編に分けたのち、前編の記事は再編集しているので(主にケルの話題)一部文章が前後してるところがある可能性。







※ここからクリア後要素ネタバレ全開ぶちかましフィーバータイム。









このゲームは見ての通りイラストを多用したグラフィックが多く登場人物たちの豊かな表情が見られる。戦闘では属性要素に感情が用いられていて、「怒り」「悲しみ」「喜び」といった属性を上手く使い分けて戦うことことが求められるのだが、その度に敵も味方もイラストに表情が何段階にも変化するのが秀逸で特徴的な要素である。

みんな怒り属性状態でいらいらしている(かわいい)。怒りの感情は攻撃力アップ。敵は悲しみ属性状態(かわいい)。怒りは属性は悲しみ属性に強い(もはやそれすらかわいい)。




なのでこのゲームはアイテムやスキルなどを使って相手の感情はもちろん自分たちの感情もコントロールしまくることになる。泣いたり笑ったり怒ったり。敵が怒ったらこっちはニコニコして敵が悲しんだたらこっちは怒る。

そう考えると現場はなかなか不気味な光景なんだろうなと想像をしているとゲームクリア後要素のオマケで仲間と戦闘ができる場面があって、敵として出て来た仲間たちがアイテムやスキルでころころ感情を変えて、泣いたり笑ったり怒ったりと表情を目まぐるしく変化させてきてくれたのでこのゲーム気が利いてるなと思った。やっぱり余りにも情緒不安定な感じでちょっとこわいのだがそれすらもかわいいのがこのゲームの特徴だ。



ちなみに自分は攻撃力が上がるということで常に怒り属性を多用していたので、少年たちの冒険の半分以上はいらいらしてもらっていたので、慚愧に堪えない思いだ。



クリア後要素のボスラッシュをクリアすると行えるバジルとのタッチ。冒険を乗り越えてきたプレイヤーはこれがしたかったのだ。クリア後の要素が本当にプレイヤーに応えてくれるゲームである。スクショとりまくりである。






○OMORIというゲームを知ってる人たちに向けた前提で書いたけど、念のために説明するとこのゲームはコミカルでかわいらしいグラフィックとは裏腹に現実的なテーマも取り扱っており、かなりしっかりとした重厚なストーリーが用意されている。あとホラー演出も多い。ホラー描写部分はゆめにっきの影響を受けているそうで、もしかしたらその部分のほうが話題なのかもしれない。



○OMORIに対して他のプレイヤーがどういった印象や感想を持ってるのか自分はあまり知らず、非常に個人的な感想なのだがそのストーリーもすごい所に着地していて、長い長いプレイ時間と演出からくる達成感は確かにあるけど、ただただ良いゲームだったな~とシンプルな感情を抱かさせてくれず、素直にこの世界を好きになっていいのだろうかと疑問が残り、そういった所もこのゲームを象徴しているように思える。


○ゲーム中に花言葉がしきりに出てくるが、特に代表的に作中で扱われる白サギ草の花言葉の「夢の中でもあなたをおもう」は非常に意味深にも思える。


○友情と成長を取り扱っていて特に主人公の大きな前進の瞬間が描かれるという、どういった作品でもよく見られる典型的プロット部分なのだが、しかし本作に関してはその友情と成長というテーマに強い問いをプレイヤーに投げかけてくる。そしてそれとは別の部分でも、いやでもたった数日前に元ツレの女の子に刃物ぶちかました件って、今この友情の中でどう処理されてるんだろう(特に主人公の対峙すべき過去と照らし合わせたら見過ごせない深刻な禍根の種の問題ではないだろうか)とか疑問が残る。



○また戦闘曲が豊富でどれも素晴らしく、いい意味でこれもアンダーテールと比肩される要素だと思う。



○登場人物のうちバジルにふれることが多かったのだが、個人的にはケルという少年も好きだ。彼はこの作品の中でも特に素直で元気を常にふりまいている。作中の友達たちはもちろんの事、このゲーム自体を支えている大きな支柱だと思える。常時生腋晒し状態で町の人間からは腋のにおいを嘲弄されている。


○ドキドキ文芸部と同時にOMORIをプレイしたのだが、どちらもゲーム開始前の注意として衝撃的な表現があり精神的不安がある人はプレイを控えてくださいと注意書きが表示される。実際にどちらのゲームにも自分の体に刃物を突きつけて自死するキャラがいる。最近のゲームってこういうの多いのだろうかと錯覚する。


○ドキドキ文芸部とOMORIにもいくつか共通点が見られる部分があるけど、メタ的な表現としてバグ表現の多用もそのひとつで、そもそも今のゲームでゲームのバグ表現が取り扱われること自体少なくない。(確か)洞窟物語製作者のケロブラスターでもテーマの1つに組まれており、昔ながらのファミコンのようなバグ表現がある。OMORIでも(おそらく)ファミコンで起きるバグをモチーフにしていると思うんだけど、若い世代の方たちはファミコンのバグとかわかるんだろうか?PSやSFCのバグではなくFCのバグがやっぱり近年でも用いられるバグオマージュに多い印象。



○ゆめにっき。実は自分はプレイしたことがない。プレイしようと思ってRPGツクールをダウンロードしたけどなんか出来なかったので諦めた過去ある。しかしコンシューマーなどで興味をもったゲームに少なからずこのゆめにっきの影響を指摘されるものがあって気になる。ゆめにっきに影響を与えたとされるLSDはアーカイブでやったことあるのに。


○ゆめにっき本作は全然知らないけど、二次創作がインターネットでは盛んでよくみかける。そのなかで内容知らないけどこの方のファンアートはたまに鑑賞していた。いい。






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Comments

ボスラッシュで感情めまぐるしく仲間たちと思い切り殴り合えたのは良い思い出になりました。バットやボールでどついたりしてるけど刃物はアカンって諭すケル好きです。その鬱憤晴らすかのようにハエたたきでハチしばきまくるのも好きです。

翡翠

ケルくんは確かにいろんな意味で良いですよね ゆめにっきって何年か前にリメイク(とはいっても全く別のゲーム性らしい)が出てたのでそちらを遊んでみるのはいかがでしょうか?

夜や昼や


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