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性夜を駆けるは狸汚っサンタ

こんにちh……いやいや、メリークリスマス!どうもこんにちは、ぱぱを🐼🐾です。


500円プランを支援してくださった人!


……そんなあなた達が好きそうな作品を今回ご用意いたしました。狸汚っサンタさんですって。へぇ……ふぅん……そう。狸汚(お)っサンタ。どんなサンタさんなのでしょうか……気になりますね……。実はこれ、夏の暑い時期に自分で呟いたネタがキッカケなのですが、当時私はこんなことを書いたようです↓

(frame embed)


……とのことで、ちょっと蒸れた……いやすごく汗で蒸れた狸ケモおっさんが登場のようですよ。500円プラン支援者の人にはお楽しみいただけるオカズかと思います。珍しくケモおっさん視点で書いたので、また一味違った感覚で食べていただければ幸い。本文は約1万字ほどですので、サクッとお読みいただけますが……内容が若干濃くなっているやもしれません。実は書いたのが結構前なので、どんな話か覚えていなかったり😇すまぬ。あとで読み返してみよかな……。


ではでは、素敵な狸おっサンタとの性夜……いや聖夜をお過ごしくださいませ🎄


ケモおっさんからクリスマスプレゼントでいらなくなった作業着くれないかなと密かに期待しているぱぱを🐼🐾より


※以下、本編。

****


 今年もやってきました。クリスマス! クリスマスといえばわいの季節!


 せや、仕込みはもう済んでるで。本にな、ぐひひひ……。あ、初めまして。このサンタ体験談を書かせてもろうとる、とある狸のおっちゃんやで。……え? 名前は? そりゃ企業秘密やんなぁ。もし知りたいんやったら年齢、職業、顔写真送ってな。あっ、わい人間大好きやから人間限定で頼むわ! 応募者にはええことあるかもしれへんで? ぐふふふ。


 わいは夜勤の工場バイトをしながらエロ本描いとる、ごくごくふつーの狸のおっちゃんや。強いて言うなら絵だけは他の誰よりもうまかってん。ま、創作のダチ曰く“ちょっとクセの強い絵“らしいんやけど。わい、ちょっとマニアックな趣味を持っとってな。ま、最初からそないなど変態野郎やなかったはずやけど……とあることがきっかけでわいは変わってもうたんや。今思うとアイツが全てを狂わせたんやし、アイツに責任とってもらわなあかんのやけど……ま、ええわ。話を続けよな。あ、ちょっと昔話するさかい、興味ある人だけ読んでや。ま、前置きみたいなもんやから。


 夜勤っちゅうんは陽が照ってないわりにめっちゃ汗かいてまうような肉体労働なんやけど、終わりに自分の白シャツパタパタさせたらもう上にすんごい激臭が飛んでくるんよ。うわっ誰の臭い? っちゅうて周りの先輩やら後輩に聞いてみても、なぜか指をさされるんはこっち、つまりわい自身なんよなぁ。確かに獣人は体臭が濃い生き物やって学校でも習っとったけど、まさかわいの体からこんな洗ってない犬の臭いみたいなんがするとは思ってなかってん。いや、洗ってない狸の臭いやな。ガハハハ!


 ほんで昔は夜勤明けによぉハッテン場行って男漁りでもしとったんやけど、ちょっとマニアックな子がおってな。恋人みたく手ぇ握っていざ個室へ行こうと思っとったら、どえらい忘れものをしてもうたんや。大事な大事な湯浴みを忘れしまったもんで仕方なく申し出たんやけども、急に相手の形相が変わってな。慌てた様子で”そのままでいい! 洗わないで!“とか言いながらとてつもない勢い近寄られてな。ありゃおったまげたわぁ。いきなり何なん? どしたん? 豹変しとって怖かったわぁ。


 それからや、わいの性癖が狂ってもうたあの日。今でもよぉ覚えとる。


 そのお相手さんに好きにさせとったらな、さっきまでシャツの中で蒸れっ蒸れになっとった腋に鼻を埋めて豚のようにフゴフゴ嗅いどったんよな。自分でも嗅いだときにゲェって声が出てもうたのに、そのお相手やった子は目に涙を浮かべながら鼻鳴らしとったわ。それから十分ほどやったかな、腋を堪能し終えると今度はわいの穴の開きかけた黒靴下を無理矢理脱がしてきたんや。たまったま脱ぐの忘れてたんやけど、もちろんずっと布やら安全靴の中で急激に蒸らされとったわけで。ツンとした鼻を突く臭いがしとったんやけど……アイツは一気に靴下を脱がしてわいの足指に鼻を突っ込んだんよな。もうビックリ、わい、そん時どうしたらええかわからんかったもん。今やったら無理矢理嗅がせるぐらいのことは出来るけど、当時は恐怖でしかあらへんかったわ。


 ひとしきり足の指に挟まれた鼻で必死に呼吸したあと、最後のメインディッシュと言わんばかりに今度はキンタマの裏っ側に顔を押し当ててきたんや。それも仰向けになりながら、わいのデッカい玉を顔面に余すことなく乗せるようにしてな。わい、何したらええ? って聞いたらそのままキープでとしか言われんし、まぁ不思議な感覚やったわ。


 自分で人差し指を擦って嗅いだことあんねんけど、ありゃ死人が出るわっちゅうほどくっさーなったわ。それをゼロ距離で鼻に押し付けながら、その上センズリまでこき始めるド変態なお相手さんにはもう驚きを通り越して何も思わんようになってまってな。それからわいの玉裏嗅ぎながら三回ぐらいシコってお礼言われたわ。ま、まぁ気持ち良かったんならええねんけど。わいは? わい、まだ一発も抜いとらんのやけど……って言ったらしぶしぶちんぽ扱いてくれたで。やさし。せやけどもうお相手さんの方はスッキリしてはよ帰りたいオーラ出しとったから、結局一発しか抜いてへんのやけど。


 それからや、わいが頻繁にハッテン場に通うようになったんは。ホンマにおっちゃん獣人の汗くっさいんが好きな輩が他にもおるんか調べるために、好意的な目で見てくる人間を片っ端から個室に連れ込んでは嗅がせてやったんや。逃げられんように顔面騎乗でキンタマ裏を嗅がせたり、何ならちょっと黄ばんで年季の入った汗だくタオルを猿轡にしたり色々試したで。黒靴下履いとるように見えるわいの生足指でしっかり鼻を挟んでやったり、最後は腋に顔挟んでサウナみたく蒸してやったり。ほんま色々やったわ。そしたらな、驚くべき結果が出てん。最初はイヤがっとったのに、終わりにはまだ嗅ぎたいっちゅうて自分から汗まみれになった獣毛に鼻を擦りつけてくるんよな。そんな実験を繰り返して、わいは知ってしまったんや。他人に自分のキッツいオスの臭いを嗅がせることの快感と、嗅ぎ続けてもうたら中毒になってまう人が多いのなんのって。


 それからわいは自分をモデルとしたガテン系の狸おっちゃん漫画を描くようになって、年一回秋頃に本を頒布しとるっちゅうわけ。内容は……ぐひひ、買ったヤツにしか教えられへんからな。あ、通販やっとるから気軽に買ってや。何なら保存用とオカズ用で二冊買ってくれてもええんやで。



 っちゅうわけで、今日は記念すべき今年初のクリスマスプレゼントを渡しに来とるわけや。人数が多いからクリスマスの二十四日に全員回るんは無理やけど、十二月中やったらまぁセーフやろ。ニアピンや。そんでもって毎年最初に行く家は決まっとる。イベントの開始と同時にわいの同人誌を真っ先に買ってくれた、人間の子の家や。わいの同人誌ってちょっと金がかかっとって、本の場所が端末でわかるようになってるんよな。あ、これナイショやから誰にも言わんといて。んで後から調べて住所をメモしていくんやけど……初めの一冊を買うてくれた子はちゃんとわかるように目印つけとってん。


 ……せや、もし転売目的で買ったヤツがわかったら速攻おうち訪問させてもろてるからな。それはやらん方がええと思うで。そういう輩はわいがいっつも死なん程度に気道を塞ぎながら拷問して、そのままわいの勤務先である工事の夜勤に連行するんや。同期や先輩の獣人おっちゃんにペットとして提供すると金くれるんよな。ま、転売した罪は思いっちゅう話やで。良い子はそんなことやったらあかんで!


 そんでもってやってきたんは……なんや、ボロっちぃアパートやわ。ってかここ、わいの仕事の先輩が住んどるとこやんけ。ははぁ、隣に住む人間食っちまうかなんて話をこの前されたとこやけど、まさかアイツ……あかん、あかんで。わいの大事な大事な本の購入者なんやから、邪魔は許さへん。さっさと訪問して先にマーキングしとかんとエラいことになりそうや。


 目的地は……202号室、よしここや。ここでわいはインターホンを鳴らすで。本物のサンタさんやったら窓から入れると思うんやけど、わいは本物のサンタさんやないしな……直接入口から入ったほうがええやろ。時刻は夜二十三時を回るところやし、中々出てこん時もある。そしたら間髪入れずにもっかい鳴らしてまう。そうこうしているうちにドタドタと廊下を走る音がして――。


「もうっ誰ですかこんな時間に! 近所迷惑だし、そろそろ寝ようと思ってたところなんですけど……」


「おおきに! 初めまして、やないな。わいのこと、誰かわかるか?」


「え……いいや、記憶にないですけど……」


 あかん、サンタクロース姿やからわからんのやろうか。確かにイベントの時は現場仕事の夜勤明けそのままで来て本を売っとったし、こんなサンタクロースの狸おっちゃん知らん言われても当然やなって感じ。ううむ、どうやって説得しよかな。


「“玉裏地獄”、このタイトルに覚えない? 今年頒布しとった本のタイトルなんやけど。ガテン系の狸が次々に人間のオスを部屋に連れ込んで玉裏を嗅がしたるお話なんやけど。ホンマに覚えない?」


「あっ……あなた、まさか……作者の……」


「ぐふふ、せやで。あの本描いたのはこのわいや。なんや、覚えとるやんか。ガハハハ! ほな、上がらせてもらうで」


「えっあの、ちょっといきなりは困りますって!」


「ええからええから。わいの家も散らかっとるさかい、ちょっとやそっとじゃ驚かんしイヤがらんから頼むわ」


 こういう時は力技でって教わっとったし、わいは何の躊躇もなく青年の家へと上がり込んだんや。いやぁ暑い暑い、冬なのにこんなモコモコの服を着せられてもうて……ってわいがサンタさんやるから着ただけなんやけど。通気性の悪いブーツを脱ぎ捨てて、ひんやりした廊下の床にあっつあつの足裏を乗せるとまるで足跡みたく廊下に結露が残ったままになるんよな。ゲヒヒヒ、ひとまず足汗でこの人間の家を汚したろか。わざと歩幅を狭めて多く歩くようにして……っと。そんでもってリビングご開帳や。


「わお、結構キレイやん。なんや、期待して損したわ」


「……でも人が来るような想定をしていない部屋なんですけど」


「ガハハハ! そういうんは床に洗っとらん下着が散らばっとったり、ザーメンまみれのティッシュの塊が転がっとる部屋のことを言うんやで。ま、わいの部屋のことやけど」


 本当に寝る直前だったんやろな、ベッドの上がほんのりあったかいわ。ということは、寝る前にやる事と言ったら……ぐふふ、ひとつやんなぁ。ここはわいのスペシャルなおもてなしでサービスしたろ。


「ささ、ひとまずベッドに座ってわいとお話しよや」


「ええ……と、ここ僕の家なんですけど……」


「ええからええから。それでわいが描いたあの本。どやった?」


「どっ、どうって言われても」


「あんなムサい、わいみたいな狸のおっちゃん見て興奮せんかった? ん?」


「それは……」


 よしよし、否定せんっちゅうことはちゃんとオカズとして使ってもろてるっちゅうことや。安心したわ。普通やったらめっちゃイヤそうな顔して拒絶するもんなぁ。そりゃ中年狸オヤジの汗なんてイヤに決まっとるし。


「こないなことが現実でも起きて欲しいなんて、思ったりしたやろ。せやろ。……ここにな、おんねん。小汚いデブの狸おっちゃんが、隣におるで。ほれ、お前さんはどうしたいんや。言うてみい」


「……ぐっ……」


 クヒヒヒ。こいつ、わいの仕事終わりの汗くっさい臭い嗅いで顔赤らめとるわ。ホンマもんのド変態さんやないかい。おあつらえ向きの整備されたベッドまであって、コイツは湯浴みも済ませてええ匂いがするし。こういうキレイな場所を汚していくんが楽しいんよな。


「素直になれへんのなら、こっちからイかせてもらうで」


「……んぶっ⁉︎」


 年数も経験もこっちの方が上なんや。迷ってる時こそ強引にいかな相手は落とせん。わいはここへ来る前にふかしたタバコのヤニが溶け込んだ唾液をマズルからたっぷりと送ってやる。普段タバコを吸わへん舌の肥えたガキにゃ苦くてたまらんやろが、すぐに自分から飲みたいと言ってくるようになるやろ。これも実績を積んだからこそわかること。


 この青年は今夜、わいの虜になるんや。ぐひひひ。


「……ゲヘッ、えがったろ。わいのちゅー、結構評判ええと思うんやけどな」


「ゲホッゲホッ‼︎ うぅ……いきなり何するんですか!」


「まーまーそないにカッカせんでもええやろ。それにわい、キミが自分の意思で拒絶できるように無理矢理やった覚えないんやけどな。それってつまり……ホンマは興奮しとったんのとちゃうんか。なぁ」


「それは……ぐうっ⁉︎」


「ここもビンビンに勃っとるさかい、もう言い逃れはできんやろ。ガハハハ! ……観念したらどうや。素直に受け入れるんやったらもっとええとこ嗅がせたろ。ほれ、こことか……くひひひ! お前さん、こういうとこ好きそうやもんなぁ」


 あと数回で落とせそうなところまで来よった。ほんならと、わいはサンタ服の下に仕込ませとった仕事用のタンクトップをさらけ出す。昨日はいつにも増して重労働やったさかい、至る所が汗染みで汚れとるわ。タンクトップやから腋の部分に布は当てられてへんっちゅうのに、腕を通す穴の部分は腋汗が流れ出て染み込んだのかエラくツンとした臭いが漂っとる。こいつを嗅がせたらもうイチコロやで。


「わいの本を真っ先に買ってくれた特典や、特別に嗅がせちゃろ! おらっめいっぱい嗅ぎや!」


「んげぇっ、げぇっ⁉︎」


 ベッドの縁で隣り合っとった青年を抱き寄せて、わいはこのちっこい顔を腋で直接挟んでやった。当然ながら最初は暴れ回って抑え込むんが大変なんやけど、せやかて人間やしちょろいちょろい。それに普段からごっつ重たい機械持ち上げたり操作したりしとるガテン系おっちゃんなんやから、力勝負でそこらの人間に負けるわけないやろ。


「ぐえっ……え゛えっ、んぐっ……」


 目にくるようなキッツイ汗の臭いを嗅がせとる時は、必ず相手の股間を凝視するんがプロとアマの違いやで。……ほぉ、こんなきっついモン嗅がせとるんに、パジャマズボンの中ではちきれんばかりに硬くさせとるわ。今夜は楽しみ甲斐がありそうやな。いや、嗅がせ甲斐があるっちゅう話か。


 わいの腋汗なんか顔から出た汗なんかよおわからんほどにぐちゃぐちゃに濡れた青年の顔、わいはスンスンと鼻を鳴らして出来上がりを確認する。結構ちゃんとニオイがこびり付いたようやから良しとしとこか。ほんなら次はこっちやんなぁ、ゲヘヘヘ。


「もう暑くてたまらんから脱がせてもらうで。ふぅ……」


 工場では安全靴を履くのが第一。せやから靴ん中はもう蒸れて蒸れてたまらんで。夜勤が終わったら更衣室で一斉に着替えるんやけど、シャツを脱ぎ捨ててムワッとくる臭いよりもはるかにキツくて鼻が痛なってまう。しまいにはぐちょぐちょに濡れた靴下を変える輩もおるわけで、更衣室中が饐えた臭いに包まれてよく工場長に怒られとったわ。と言いつつ工場長の猪が一番くっさいんやけどな!


「ん、どしたん。わいの足見て鼻穴広げて。何見とるん? 見せもんちゃうけど」


「……ぐっ……ううっ」


「もしかして……もしかしてやけど、気になっとるん? せやけど鼻が壊れてまうほどのドギツイ臭いやし、嗅がせるんはちょっと気が乗らんなぁ……」


 チラ見した時の人間の顔、くひひひ。嗅ぎたくて嗅ぎたくてたまらんっちゅう顔をしとるわ。ほんなら脱ぐ前にそのまま差し出したろかな。


「ホンマに嗅ぐ勇気があるんなら、ちょっと口で脱がしてもろてもええ?」


 あかん、さすがに言いすぎたかもしれへん。せやけどこの青年は躊躇なくわいの穴開き蒸れ蒸れ靴下に鼻を押し当てて、歯で噛み締めながら脱がしてくれた。きっと口ん中には汗がじんわり染み出て大変やろ、鼻が痛いんか涙流しながらハスハスしとる。やっぱ穴が開いてもうたからしばらく履き回してから捨てたろ思うてた靴下、あかんかったかもしれん。一週間もニオイつけたらさすがに人間の鼻にも効果的面やったわ。


「うぐっ……ううっ……」


「ゲヘヘヘ、自分で自分の汚い靴下を触りたくなかったもんやから助かったわぁ。よっしゃ、ご褒美あげたろ! 靴下咥えたまま、大人しくしとるんやで」


「ふぐっ、う゛っ⁉︎」


 靴下を脱がした時のこの開放感、たまらんわ。熱気がまだ残っとるうちに、わいは靴下を履いたかのような黒毛の生足を青年の顔に押し付ける。ここで大事なんは、足の裏を擦りつけるだけやとあかんっちゅうこと。一番キツいんは皮脂の溜まりやすいこの指の間やからな、ここで相手の鼻を挟むんが鉄則やで。


「ええニオイやろ。中年ダヌキの蒸れ足指は絶品中の絶品やとみな口を揃えて言うとるで。お前さんもこういうの好きやろ」


 返事を聞きたかってん、せやけど青年は夢中になりながらフガフガニオイを嗅いどる。わいのこと見えとらんのかもしれへん。そんなヤツに嗅がせるほどわいも甘くはないで。


「……おっと、これ以上嗅ぎたいんやったら誠意を見せてもらわなあかんな」


「あっ、ああっ……」


「ゲヒヒヒ、安心しい。お前さんがわいの足指の間で深呼吸しながらセンズリしてくれるんやったら、もっともっとたくさん嗅がしたろ」


 答えが出るんはあっという間やった。腋で顔全体を挟まれ、足指で鼻を挟まれ、何もかもが狸の汗でまみれてしもたからかもしれへんけど。コイツは自分の体内を汚されることを覚悟して、わいのニオイを存分に取り込んでいった。自分でパンツごとズボンをずらしながら、ニチャニチャと音を立てて逸物を扱き始めとるし。こりゃもう手遅れやんな。……わいが求めてたんは、こういうのや。ぐひ、ぐひひひ。


「ほぉ。お前さんは中年狸の足指嗅いで興奮しとるんか。くひひひ! 今度足ふきマットにでもしたろか? わいの家でお前さんを飼ってやってもええで。そしたら靴下もシャツも、お前さんの口で洗濯できそうや」


「ぐっ……ぐううっ、うっ‼︎」


「げっ、わいの足にぶっかけたら汚いやろ! ったく……ティッシュどこや。ティッシュ」


 嗅がせてからまだ数分っちゅうところやったはずなんやけど、コイツは盛大にザーメンをぶちまけよった。しかもわいの体を目がけて、躊躇なく。全く失礼極まりないガキや。汚れた狸にザーメンぶっかけたらもっと汚い存在になってまうやろ。汚すんはベッドとちんぽだけにしときや。


「お前さんが望むモンがよぉわかったわ。わいの描いた同人誌みたいにイジめられたいんやろ。ちゃうんか」


 青年の目には、もうまともな思考ができそうな光は灯っとらん。もっと嗅がせてくれと狂気を含む思考回路をしているんやろうな。そろそろ仕上げといこうや。わいは夏場に締め回して何遍もニオイを擦り付けとった自慢の汚れ褌を解いて、青年の口に無理矢理押し込めてやった。靴下も片方入っとったけど、まぁ入るやろ。褌やし。嗚咽しながら吐き出そうとしたもんやから、最後にわいのびっしょびしょ汗拭きタオルで口元を覆ってやりゃ完成や。鼻の部分だけは外に出しといて、せやけど口元から漂う汗のニオイでツンとなっとるやろうけど。本番はここからや。


「ええニオイやろ。オカズがぎょうさん羨ましいでホンマ。さて、メインディッシュがあるわけやけど……もちろんお前さんは嗅いでくれるやんな」


 濃厚すぎるわいのフェロモンで悶絶しとるとこ悪いんやけど、足で転がしながら仰向けになってもろたわ。人間の顔の両脇に足を開いて、腕組みしながら見下ろすんは何回やってもたまらん。なんちゅうか優位に立ててるような感覚がしてな。コイツの目には黄ばみ褌から解放されたわいのドデカいきんたまの裏っ側がよぉ見えとるやろ。大人になるにつれていつの間にかドス黒なったこの子種製造機を、今日は発散目的やのうてコイツに嗅がせたろうやないかい。


 ……くひひひ、おっと、顔を横に背けたってそうはいかへん。両脇にはさっき存分に嗅いどったわいの生足があるんやからな。つまり逃げ場がないっちゅう話やで。あ、ケツを動かして下に逃げようとしとるやんな。そないな悪い子にゃ上からきんたまを叩きつけて――。


「ふげぇっ⁉︎」


「誰が逃げてええと言ったんや。お前さんは同人誌の中の人間のようになりとうなかったんか。中年狸の蒸れ蒸れきんたまに潰されて、ザーメンびゅうびゅう撒き散らすスプリンクラーみたくなるんやなかったんかい」


 ああ……この人間の小さいお顔を潰すんはたまらんわぁ……。息をするんも辛いんやろな。ま、わい以外の人間がどう思ってようが知らんけど。このままきんたまパフパフでもしたろか。タオルで何遍拭いても汗が拭えへんから、拭き残しを擦りつけるんにはちょうどええやろ。


「ぐっ、げぇっ、げぇっ」


「……あ、吸いたなってきたわ。ふー……ちょっと失礼するで」


 名前も知らんガキに顔面騎乗かましながら吸うタバコは、サウナの後のビール並みにうまいで。あ、ここ禁煙やったかな。まぁ火ぃ近づけたらあかんモンはなさそうやし、まぁええやろ。ベッドが煙くっさぁなってもどーでもええし。いやまてよ、その前にわいの汗で既にたっぷりニオイついてるやろか。


「お? ……くひひひ! お前さん、狸のキンタマ嗅いでザーメン出したんか! ぐひひ! 同人誌と同じ展開になったやんなぁ。やっぱり才能あるんとちゃう?」


 その問いかけに、コイツは無言で唸りながらまたちんぽをおっ勃たせよった。しかも今度はちゃんとセンズリをしようと腕を動かしてちんぽ触っとるし。狸の蒸れキンタマ嗅ぎながらシコシコとは中々の逸材や。クリスマスの月、一晩だけのお付き合いやからめっちゃ名残惜しいんやけど。来年も同人誌買いにきてくれるやろか。そしたら今度は一週間ぐらい洗っとらん玉裏でも嗅がせて……ぐひひひ。


 せや、本来の業務を忘れとったわ。わい、玉裏嗅がせに来たっちゅうのもあるんやけど、プレゼント渡さなあかんよな。サンタさんやもん、それぐらいやらんと怒られるっちゅう話やで。……なんや、プレゼント入れてもらう用の靴下も用意しとらんのかコイツは。片方の靴下はもうコイツの口に放り込んでるさかい、ほんならもう片方の靴下あげたろ。どうせ穴開いて捨てる予定やったし、ちょうどええやろ。資源は大切にせんとあかんな!


 靴下を用意して、ほんで次は……っと。上着ん中に入っとると思っとったけど、どこやったっけな。……あったあった、これや! この冬にぴったりなマスクをプレゼントしよ思ってな。風邪ひいたらあかんからな、明日から、何なら今夜からつけてもらえたら嬉しいんやけど。ぐひひひ! あー……内側がめっちゃ黄ばんどる。流石にやりすぎたやろか。いやいや、こういうド変態野郎にゃこのぐらい擦り付けといた方がええって工場長も言っとったしな。ほな、まずはコイツをわいの脱ぎたて靴下に入れて……と。プレゼントしたんは、キンタマスクっちゅうやつやな。ずっとわいの玉裏で熟成させとったから、酷く黄ばんどって鼻がツンとなる臭いがたっぷりこびり付いとるわ。ガハハハ!


 サンタさんもプレゼントが一つだけやとケチ言われてまうから、もう一個ええもん用意したんよな。それがこれ、わいのオナホ。しかも買ってから一週間、今日まで使いまくった非貫通式オナホや。まぁ一日で貫通式になってもうたけど、洗いやすくて助かったわ。流石に病気になってまうから毎日洗って使い回しとったけど、なんと今日だけは使ってから洗っとらん。ちゅうことは? ……ぐひひ! 中にちんぽ汁がたーっぷり詰まっとる、特製使用済みオナホっちゅうわけやな。ザーメン漏れてまうから一応破れた先っちょはテキトーなモンで蓋しといたんやけど、気持ちよさ半減してまいそうやな。やっぱり外しとった方がええかな……せやけど流石にわいのドロッドロなザーメンとはいえ垂直に立てとったら床に落ちてまうし……。ま、ええわ。コイツも靴下に入れて……と。


「……あ? おーい、生きとんのか」


 しもた、プレゼント準備しとったら顔面騎乗しとったこと忘れてもうた。ピクピク痙攣しとるし、あー……こりゃ悪いことしたかもしれへん。せやけどケツどかしたらすぐに元気そうな顔しとったし、大丈夫やろ。そろそろ潮時やんな。


 彼、わいが居なくなってから起きたらどないなってまうやろか。プレゼントのオカズ使ってまたマスカキするやろか。監視カメラ残しとってもバレへんかな? 人間がわいのことオカズにしてザー汁ぶっ放すとこ、めっちゃ興奮するから映像として残しときたいんやけど。


「くひひひ。ほな、また来年即売会で会おな。待っとるわ」


 挨拶は基本中の基本って先輩にも言われとったから、別れ際の挨拶も忘れずせんとあかん。青年から挨拶の返事は聞けへんかったけど、まぁこれで何も気にせず脱出できそうやからある意味助かったわ。帰ったら次の家の準備もせなあかんし、あー忙し忙し。明日からは超特急で家を回っていかなクリスマスまでに配り終えられへんし、何より売れた同人誌の数分のプレゼントが足りんやろ。


 あー……今年は結構売れてもうたしなぁ。あんなきったない臭そうな狸オヤジのどぎついモン描いとったはずなんに、買いに来る子は皆キレイ好きそうな男ばっかでビビってまうわ。足らん下着は工場長と同僚に看破してもらうことにしよか。ま、鼻のええ犬やなければ熊の下着やら猪の下着が混ざっとっても気づかんやろ。……いや、工場長の下着はあかんかもしれへん。わいのよりドぎつくて正直手に持つのもイヤやし……って言うたらまたゲンコツ喰らってまうからなぁ。貰えたらさっさとプレゼント渡しに行くしかあらへんか。時限爆弾みたいなモンやな。


 こうしてわいのクリスマスプレゼント配りは、次の日からもまだまだ続くんやで。くひひひ! 同人誌購入者全員サービスのプレゼントやから、もし買ったでっちゅう子がおったら待っとってな。あ、転売はしたらあかんで! 転売した子は一生肉便器になってもらうさかい。……肉便器志望の子は、せやな……ひとまずわいに一回連絡入れてくれへん? 流石にそれで同人誌転売されるんはツライで。代わりにええとこ探したる。肉便器志望のキミの就職先、わいが探したるからな。



 ほな、また来年!

性夜を駆けるは狸汚っサンタ

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