XaiJu
さつま
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壁越しの彼女

 これも仕事の内だから、と上司から取るよう指示された有給休暇。  これといって予定があるわけでもないが、せっかくの休日、一日じゅう家で過ごすのももったいないので、満穂は久しぶりにデパートで買い物をすることにした。  思う存分ショッピングを楽しんだ後、コーヒーショップで一息ついていると、急にトイレに行きたくなった。それも、おしっこじゃなくて、うんこがしたい。 (やだ……家を出る前にトイレでちゃんといっぱい出してきたのに……。お昼食べ過ぎちゃったかな……)  急いで席を立つ満穂だったが、あいにくトイレは使用中だ。 (どうしよう、早くうんこしたいのに……)  仕方なくショップから出てデパートのトイレを使うことにした。幸い平日だから客は少ない。 (あーうんこしたい、早くしたい……)  便意をこらえながら、何食わぬ顔でトイレに向かう。  と、途中の通路で女と鉢合わせた。はたと一瞬視線が絡む。黒髪の凛とした顔立ちの美女だ。  どうやら彼女もトイレを使うつもりらしい。先にトイレに着いた女は満穂に先がけて真ん中の個室に入っていった。 (あ……真ん中、取られちゃった……)  個室は三つしかないので、どこに入っても隣り合わせになってしまう。満穂は躊躇いながらも彼女の左隣の個室に入った。 (困ったわ……うんこしたいのに、隣に人がいるなんて……)  満穂は下着を下ろしながらちらっと隣の壁に目をやった。  壁一枚を隔てたすぐそばに他人がいる。満穂がいつもの調子でうんこをすれば、間違いなくそのことは相手に伝わってしまう。 (どうしよう……もう我慢できないのに……今すぐうんこしたいのに……)  尻を出して便器にまたがってうんこをする準備は万端だ。それなのにうんこができない。肛門が膨らんでヒクヒクしてしまう。 (うんこしたい……うんこしたい……早く、うんこ、うんこ……)  もう限界と思ったそのときだった。  ブリブリブリィーッ!  けたたましい音が女子トイレに響いた。 (えっ?)  満穂は驚いて再び隣の壁を見た。  満穂はまだ脱糞していない。音は隣の個室からだった。  隣の個室から、ブリブリブリブリブリというあの音が聞こえてくるのだ。 (隣の人……うんこしてる……)  それも、満穂に勝るとも劣らない大きな脱糞音だ。音の長さから言ってかなり大量に出している。 (そっか、あの人もうんこするつもりだったんだ……。そういえばちょっと早足だったかも。うんこを我慢ながら急いでこのトイレに来たのね)  安心して思わず頬がゆるむ。 (よかった。これならわたしも思いっきりうんこできるわ)  気兼ねなくブリブリできる嬉しさに胸を弾ませながらぐっと腹に力を籠める。  ブリブリブリーッ!  尻の穴をグワッと開き、太い糞が捻り出された。 「あン……」  思わずいつもの調子で声を漏らしてはっと口をつぐむ。 (や、やだ! 安心したせいでエッチな声出しちゃった! うんこして気持ちよくなってるヘンタイ女ってバレちゃうかも……恥ずかしい……)  顔を赤らめる満穂だったがうんこは止まらない。  隣の女もまだうんこをしているらしく、二人分の脱糞音がトイレに響いていた。 (隣の人、まだうんこしてるんだ……。わたしもいっぱい出ちゃう体質だけど、もしかしてそれ以上かも? あんなに美人なのに……)  満穂は思わず先程見た凛とした顔立ちの美女がうんこをする姿を想像した。和式の便器にまたがって、尻を出し、ブリブリとうんこを垂れる姿。恥ずかしいけど気持ちいい脱糞シーン。 「ふぅ……」  隣から聞こえてきた息遣いではっと我に返った。隣の彼女が脱糞を終えたらしい。脱糞音の代わりにシャーッと放尿する音が聞こえてきた。気がつくと、初めて想像した他人の脱糞に、満穂の股は熱く潤んでいた。 (わ、わたしったら変なこと想像しちゃった。うんこしてるとこなんて想像されたくないよね……ごめんなさい……)  心の中で謝ってはみるものの、やっぱり隣の美女のことが頭から離れない。 (あんなきれいな人がうんこ……美人なのに、ブリブリってうんこ……。ああ、ダメだってわかってるのについ想像しちゃう)  バナナ状の見事な一本糞を二つ出すと、満穂のうんこも一旦途切れた。とはいえ腹の中にはまだうんこがたっぷりと残っている。 (ふう。とりあえずこれくらい出せば家までは我慢できるわね。あとはお家でゆっくり……)  と、そのとき、満穂の腹の奥から急にガスが降りてきた。  ブッフオォオォォーッ!  肛門を引き締める暇もなく呆気なく放屁してしまう満穂。 「あっ……」  頬が一気に熱く火照り始めた。 (やだっ! すごいオナラが……!)  うんこ以上の爆音がトイレに響いていた。隣の女も当然聞いているだろう。恥ずかしいと思った瞬間またガスが降りてきた。  ブッスゥ~……ブブブォッーッ!  自分の肛門が鳴らした間抜けな音に満穂は真っ赤になってしまった。 (さ、最悪だわ……うんこだけじゃなくて、こんな恥ずかしいオナラをこいちゃうなんて……き、聞こえてないわけないよね……)  肛門を拭いて早く出ていこうと思ったそのとき、  ブゥ~ッ!  隣の個室からまたもや音が聞こえた。 (あっ……お、オナラ……? 隣の人もオナラしてる……。わたし、隣の人のうんこの音だけじゃなくてオナラの音まで聞いちゃった……)  どうやら彼女も放屁をしたかったらしい。ブッブゥッブゥッブッブッ、と短い屁を連続で何度も繰り返している。 (あの人もこんなにオナラするんだ。やっぱりうんこの前と後はしたくなっちゃうよね。わたしと同じだ……)  更に女は放屁をしながら「むうぅううん」と唸るような、しかし色っぽい声を漏らし始めた。  ブブブブブブッ  屁の感覚が短くなり、湿った音が混じる。 (い、息んでる? オナラの音も変わってるし、もしかして……)  ブブブブブリブリブリブリブリブリブリ……  屁の音はいつのまにか脱糞音に変わっていた。 (やっぱり……オナラしながらうんこを気張ってたんだ……。きっとこの人もわたしみたいにうんこをたくさんする体質なのね)  満穂は興奮のあまり罪悪感も忘れていた。頭の中は隣の個室でうんこをする彼女のことでいっぱいだ。壁越しに、気持ちよさそうにうんこを垂れる彼女の姿が見える気がした。 (残りは家で出すつもりだったけど、せっかくだからここで出しちゃおう。誰かと二人一緒にうんこできることなんてあんまりないし……)  満穂はぐっと拳を作った。 「んうぅううん」  彼女にならって声を出して気張る。肛門がミチミチと開いていく。うんこの先っぽが顔を出した。 「ううん……ぶっといの出るぅ……」  思わず声に出していたが、尻の穴の感覚に集中していた満穂は気づかなかった。  ブリッ、ブリッ、ブリッ……  ゆっくりと、しかし確かな音を立てながらうねるようにして糞が満穂の肛門から姿を現した。  太い糞は途切れることなく尻から便器へと一直線に降りていく。 「はぁああ……きもちいい……」  隣の個室からも、ブリブリと音と共に「あぁン……」と色っぽい声が聞こえてくる。壁を隔てて、二人の女は脱糞の快感を分かち合っていた。 (隣の人もブリブリうんこしてる……気持ちよさそう……。わたしももっとうんこしたい……)  ブリブリブリと二人の脱糞音が混じり合う。どちらがどちらの音なのか満穂にも聞き分けられない。 (本当にきもちいい……うんこするのって最高……)  二人はそのまま思う存分ブリブリとうんこを垂れた。  満穂がトイレを目指してデパートを歩いているのとちょうど同じ頃。  お気に入りのショップで新作を物色していた結実も突然うんこがしたくなり、足早に店を出た。  かなり強烈な便意だった。うんこがお尻の穴のすぐそばまで降りてきているのがわかる。 (や、やだ……出先でこんなにうんこがしたくなったのは久しぶりだわ……。確か近くにトイレがあったわよね……。走っていきたいけどそういうわけにもいかないし……ああ、でも早くうんこしたい……)  頭の中で「うんこしたい、うんこしたい」と繰り返しながら、結実は涼しい顔でトイレに向かった。 (あとちょっとの我慢よ。もうすぐうんこできるわ……)  気合を入れてお尻の穴を引き締める。  向かいからも人が来ていた。ゆるやかに波打った長い髪を持つ華やかな雰囲気の美人だった。 (あの子もトイレかしら)  ちらっと目が合ったが今はそんなことに構ってはいられなかった。気をゆるめたらすぐにでもうんこがブリッと出てしまいそうだ。できることならパンツの上からでもお尻の穴を指で塞いでいたいが、そんなはしたないことはできない。すぐそこにいる彼女にもうんこを我慢していることがばれてしまう。結実はできるだけ何ともない顔をつくり、とにかく急いでトイレへ入った。 (よし、これでやっとうんこできるわ)  ドアの鍵をかけ、素早くパンツのホックを外す。頭はうんこを出すことでいっぱいだ。  と、そのとき、隣の個室に人が入る気配があった。さっきトイレの前であったロングヘアの彼女に違いない。 (やっぱりあの子もトイレに来たのね。今うんこをしたら、確実に音でバレちゃうわ……。一瞬だけど目が合っちゃったし……あの人うんこしに来たんだって思われるんでしょうね……)  少し迷ったが、羞恥心よりも便意の方が勝った。もうこれ以上は我慢できそうにない。結実はパンティを脱ぎ、尻を丸出しにして便器に跨った。 (なるべく音を立てないようにゆっくり息めばなんとかばれずにうんこができるかも……)  そんなことを考えながら結実は下腹に力を込めた。声が出ないように口を閉じ、拳を作って踏ん張る。 (ゆっくり……ちょっとずつ……静かにうんこ……ゆっくりうんこ……、うんこ……うんこ……うんこしたいっ……!)  肛門がぐわっと開くと同時にブリブリブリィーッとけたたましい音が女子トイレに響いた。 (や、やだっ! うんこがした過ぎて一気に踏ん張っちゃった……!)  結実はひどく慌てたが一度尻の穴から出たうんこは止められない。ましてや我慢に我慢を重ねた後のうんこだ。止めなきゃという思いとは裏腹に、結実はうんこを息んでしまっている。開いた肛門からとめどなくブリブリブリブリとうんこが溢れ出る。 (ああ、もう……恥ずかしい。こんな音、うんこしてるのバレバレじゃない……)  結実は顔を真っ赤にして、それでもブリブリと糞を垂れ続けた。尻からブラ~ンと長い一本糞がぶら下がっている。先っぽが便器の底についたがとてもじゃないが止まりそうもない。 (気持ちいいけど恥ずかしい……うんこしてるの知られた相手とは顔を合わせづらいわ……。あの子が出て行ってからトイレを出ましょう。……どっちにしてもこのうんこが終わってからの話だけど)  うんこを垂れながら結実は隣の個室に繋がる壁を見た。  彼女が用を足し終えたかどうか探るために耳をそばだてる。と、そのときだった。  ブリブリブリーッ! 「あン……」  聞き覚えのある音と、色っぽく喘ぐ声。  隣の個室からブリブリという結実の尻から漏れている音とよく似た音が聞こえてきたのだ。 (この音……! あの子もうんこしてる……!)  結実は目を円くした。 (しかもあんなに気持ちよさそうな声まで出して……よっぽどうんこがしたかったのかしら。うんこするのって恥ずかしいけど気持ちいいのよね)  隣の彼女もうんこをしているという事実に、羞恥心でいっぱいだった結実も脱糞の気持ちよさを味わう余裕ができた。  二人ともうんこ中なのだから、もう遠慮なんてする必要はない。結実は思う存分腹に力を込めて溜まった糞をひり出した。 「ふぅ……」  ようやく糞が途切れた。まだまだ便意は収まっていないが小休憩だ。結実は便器にまたがったまま勢いよく放尿した。底に横たわった巨大なバナナのような糞の上に黄金色の水が降りかかる。 (はー……おしっこもこれだけ出ると気持ちいいわー……。でもやっぱりわたしがしたいのは……)  隣から聞こえてくるブリブリという音に耳を傾けると、結実の便意はますます高まった。 (うー、わたしももっとうんこしたい。でも今踏ん張るとオナラまで出ちゃいそうなのよね。うんこの音を聞かれちゃってるんだからオナラくらいとも思うけど、音が響くと恥ずかしいわ……)  彼女はなおも脱糞中だ。トイレの前で鉢合わせたときは上品な印象だったが、結実に負けず劣らずモリモリと盛んにうんこを出しているようだ。薄い壁一枚隔てたすぐそばで、あの美女が尻を出し、肛門をあらわにしてそこからうんこをひり出していると思うと、自分も気兼ねなく放屁、脱糞できる気がした。 (よ、よし。オナラするわよ。もうバレたっていいわ。でも、やっぱり出来る限り小さい音で……)  覚悟を決めながらも出来るだけ慎重に肛門を緩めようとした瞬間、  ブフォォー!!  凄まじい音がトイレじゅうに響き渡った。結実の屁ではない。隣の個室からだった。 「あっ……」  女が小さく声を上げる。どうやら彼女としても突然の放屁だったらしい。  ブッスゥ~……ブブブォッーッ!  間髪入れずに更なる爆音が響く。結実は思わず隣に入った彼女が屁をこいて顔を赤らめる姿を思い浮かべた。 (あの子もオナラが我慢できなかったのね……。こんなに大きなオナラ、恥ずかしいけど気持ちいいでしょうね。やっぱりわたしも思いっきりしちゃおうっと)  ブゥ~ッ!  結実は隣の彼女に聞かせるつもりで思い切り放屁した。 (あぁん……きもちいい……。隣にも聞こえたかしら? 聞こえたわよね。壁があるから見えないだけで、こんなに近くにいるんだもの……)  一度勢いがつくともう止まらない。結実は肛門を開いたり閉じたりヒクヒクさせながら何度も放屁した。  ブッブゥッブゥッブッブッ…… (オナラしてたらうんこが我慢できなくなってきたわ……。あぁうんこしたい。うんこしたい……)  結実はこの意気で脱糞までしてしまおうと腹に力を込めて「むうぅううん」と気張った。  ブブブブブブッ……  腸の奥にたっぷりと詰まっていた糞が、肛門へ向かって押し出されていく。 (あぁ、もう少しでうんこが出る……オナラじゃなくてうんこの音が出るわ……。あの子にも聞こえるかしら……わたしのはしたない脱糞音……)  ブブブブブリブリブリブリブリブリブリ……  ついに結実の肛門から糞が放り出された。 (ああ、お尻の穴からオナラじゃないのが……うんこが……うんこが出てるわ……。ブリブリってうんこの音がトイレじゅうに響いちゃってるじゃない……。これでわたしがオナラしながらうんこ息んでたこと完全にバレちゃったわね)  恥ずかしさはあったが、結実はもう何の躊躇なく腹に力を込めてモリモリと脱糞していた。お互いに放屁の音も脱糞の音も聞き合った相手が隣にいるのだ。  (うんこするのって本当に気持ちいい……。外のトイレでこんなに思いっきりうんこしたの、初めてだわ……)  ブリブリと音を立てながら、結実の尻から糞が捻り出されていく。長い一本糞がとぐろを巻いて便器の中に大きな巻き糞を作る。と、そのとき、 「んうぅううん」  隣の個室から、力いっぱい息む女の声が聞こえた。  まさか、と思った次の瞬間、声に混じってブリッというあの音が鳴り響いた。 「ううん……ぶっといの出るぅ……」  結実はドキッとして隣の個室に入って行った女の姿を思い浮かべた。オシャレで、穏やかそうな感じの美人だった。 (あの子もまたうんこしてるのね……しかも『ぶっといの』を……思わず声に出しちゃうくらいだからよっぽど太いんだわ。あんな可愛い子がぶっというんこを……)  ブリッ、ブリッ、ブリッ……  かなりゆっくりとしたペースでうんこが出ているのがわかる。姿こそ見えないが、今、隣に座る彼女の尻から太いうんこがぶら下がっていることは明らかだ。 「はぁああ……きもちいい……」  太いうんこが肛門を通り抜ける快感は結実が誰よりもよく知っている。  お尻から太いうんこをぶら下げて気持ちよさそうに微笑む彼女の姿を想像すると、結実の口元も自然にゆるみ思わず「あぁン……」と声が漏れた。 (隣の彼女も想像してくれてるかしら……わたしのうんこシーン……。恥ずかしいけどお互い様だし……あの子もわたしと同じ気持ちでうんこをしてたら嬉しいわ……)  ブリブリブリと二人の脱糞音が混じり合う。どちらがどちらの音なのか結実にも聞き分けられない。 (本当にきもちいい……うんこするのって最高……)  二人はそのまま思う存分ブリブリとうんこを垂れた。 「はぁ、すっきりした」  個室を出て呟いた瞬間、隣のドアが開いた。 「あっ……」  視線が合う。美女は満穂をみてちょっと顔を赤らめた。 「ごめんなさい、うるさかったでしょ」 「い、いえ、そんな……わたしこそ……」  二人はモジモジしながらも並んで手を洗った。  なんだか不思議な気持ちだった。姿こそ見えなかったが、お互いについさっきまでうんこをしていたという恥ずかしい事実を知っている。  満穂は改めて鏡に映る彼女を見た。颯爽としたこの美女が、自分の隣でブリブリとうんこを垂れていたとは信じられない。個室から一歩出ただけで、さっきまでのことが夢のように感じられた。  ハンカチで手を拭きながらさりげなくお尻の方に視線を移す。タイトなパンツに包まれた大きく張りのある尻。  このお尻でさっきまでうんこをしていたんだ……とぼんやり思い、はしたない想像にハッと我に返ると、相手も満穂の尻をちらちらと見ていることに気づいた。どうやら彼女も同じことを考えていたらしい。 (わたしもうんこシーン、想像されちゃってるかも……)  恥ずかしくて顔と体が熱くなった。だけど、決して嫌な気分はしない。むしろ、こんなにきれいな人と一緒にうんこをして同じ気持ち良さを共有できたのだと思うと、なんだか誇らしい気持ちにすらなってくる。  軽くメイクを直した後、二人は同時にトイレの出口に向かった。去り際に、美女は小さなメモ紙を満穂に渡して言った。 「ねえ、もしもあなたがよかったらだけど、機会があったらまた……」  それは、彼女の連絡先が書かれたメモだった。 「今度は、壁なしで……ね」  その意味を理解した瞬間、満穂は彼女の手を取って強くうなずいていた。


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