旧世紀に造られ、そしてそのまま今日まで放置されていたとある巨大なスポーツグラウンド…
長年に渡り静けさを保っていたその地に、今、旧世紀の盛り上がりを彷彿させるような歓声が飛び交っていた。
しかしそれはかつての選手を讃える声ではなく、一人の少年が嬲られる様を罵り笑う邪悪な喚声であった…
「おらぁ!どうしたどうした!?もうヘバっちまうのかぁ!?」
大勢の屈強な男たちに囲まれながら、その中心で右往左往しているガロード。
今、彼はいかにもおぼつかない足取りでフラフラとある男の元へと歩んでいこうとしていた。
「なんだよその足取りは!?もっとしっかり食らいついてこねぇと、なぁッ!!」
男は足で踏みつけていた"ソレ"を思い切り、宙へ向かって蹴り上げた。
「ッ!?や、やめろォッ!!」
その様を見て慌てて駆け寄ろうとするガロードだったが、自身の"腹部の重さ"のせいで思うように体が動かない。
そして…
ビィンッ!!
ミリミリミリミリミリッッッッッ!!!!!!!!!
「うぎゃあああアアアッッッッッッッ!!!!!!??????」
臍に生じた激痛に悲痛な叫びを上げるガロード。
今、彼は『強制出ベソサッカー』なる狂宴に強制的に出場させられていた。
エニルが招待した食事会によって、腹の容量を遥かに上回る量の料理を強制的に飲食させられたガロード。
破裂寸前まで膨張したその腹のまま、グラウンドに連れてこられた彼はサッカーユニフォームに着替えさせられ、そしてさらに腹圧で飛び出した出ベソの先端を極細ワイヤーで縛り上げられた。
その30m近いワイヤーの先にはサッカーボールが取り付けられており、まるでボールと臍を接続されたような形となったガロード。
そんな彼をフィールドで待ち受けていたのはエニルが呼び寄せた屈強な男たち…
そして今ここにガロード対11人の、拷問ともいえる凄惨な試合が始まっていたのだった…
男の一人が思い切りボールを蹴り上げたことにより引っ張られたワイヤーが、ガロードからその長さ以上に離れたことから、その接続元であるデベソを引っ張り上げる。
そのあまりもの激痛に、大きくお腹を突き出しながら絶叫した後にそのまま背後へと倒れ込んでしまうガロード。
「ガハぁッ!!」
グラウンドに大の字になりながら、ピクピクと体を震わせる。
今彼が着用しているエニルが用意したサッカーユニフォーム…
首元の第一ボタンまでキツく閉じられた赤色白襟の半袖ポロシャツに、太ももを丸々さらけだすほど丈の短い短パン。
まるで胴体を締め付けられるような二回りも小さいサイズのユニフォームを着用させられていること自体苦痛であったが、何よりガロードを苦しめているのはそんな窮屈なポロシャツと短パンを押し分けるようにせり出した巨大な腹であった。
妊婦並みに膨らみ切った腹のまま激しい運動を強制させられることが、何よりガロードにとって苦痛であった。
さらにその腹から飛び出した出ベソにボールを取り付けられ、そして腕も左右に伸ばした状態で拘束棒に括り付けられ、まるで"案山子"のような状態にさせられたガロード。
こうして足のみしか動かせない状態に固定され、強制的にボールを追いかけなければならない状況に追い込まれた彼は、エニルの目論見通り必死にボールの行く先に追いかけていた。
だがその鉛を詰め込まれたかのような重い腹の状態では、複数人の男たちが次々とボールを蹴り回していくのにとても追い切れず、ボールが蹴り上げられる度にヘソが引きちぎられるような激痛に苛まれることとなった。
「おら、いつまで休んでんだ!さっさと立ちやがれッ!!」
グラウンドに倒れたままのガロードをその両脇から抱えるように無理矢理立ち上がらせる男たち。
「あ、がぁ…」
「まだ試合開始から10分もたってねぇんだぞ!まだまだ試合時間は残ってんだからな!」
「い、嫌だぁ…もう…放してくれぇ…」
「おらぁッッ!!!!」
ミリミリミリミリミリッ!!!!!!!
「ひぎぃいイイイイイイイイッッッ!!!!!!????」
男がボールを大きくクリアしたことで、ワイヤーに引っ張られるようにヘソが引き出される。
こうしてまたガロードの"試合"は強制的に再開されていくのであった…
「イイざまね…ガロード」
ガロードがその腹とデベソをせり出しながら走り苦しみ悶える様を、この上ない愉悦の笑みを浮かべながら観戦していたエニル。
「ぎゃあアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!」
ボールが蹴り上げられる度にガロードの絶叫がグラウンドに響き渡る。
「しっかり"可愛がって"もらいなさいガロード…フフフ…」
デベソを引き剥がされんばかりの激痛と膨腹のまま強制的に激しい運動をさせられ、もはや心身共に限界を超えていたガロード。
意識も朦朧とし一体自分が何をしているのかさえ分からなくなってくる。
「あ?なにフラついてんだガロード?」
目の焦点も合わないままフラフラとしているガロードの様に気づいた男の一人が足元に転がってきたボールを足で抑えつける。
「これで目覚まさせてやるよッ!!」
そして足を後方へ振り上げると、ゴールへシュートを打ち込むが如く思い切りボールを蹴り抜いた。
ドガァッ!!!
凄まじい勢いで一直線にガロードに向かっていくボール。
「ゴボォッオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッ!!!!!!!????????」
ゴールネットに突き刺さらんばかりに、ガロードのボテ腹へと直撃するボール。
その奥深くまで抉らんばかりに腹にめり込んだボールの衝撃に叫び声を上げた後、噴水の如くその口から内容物を噴き上げるガロード。
「ごォオオオオオオオオオオオオオオおおええええええええええええええええッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
またも背後に勢い良く倒れるも、口からなおも吐しゃ物を噴き出す。
第一ボタンまできつく締められたユニフォームが汗と涙と吐しゃ物でグシャグシャに汚れていく。
「あ~あ、汚っねぇ…だけどまだ試合は終わりじゃねぇぜッ!!」
もはやガロードも再起不能同然にも関わらず、さらにボールを蹴り上げる男。
「ギャッバアアアアアッッッッッ!!!!!!!???」
またも引き延ばされるデベソ。
「アハハハ!!!!」
そのあまりにも無様なガロードの姿を見てあざ笑うエニル。
"試合"という名の拷問…
この試合がいつ終わるのか、もはやそんなことを考える意識すら今のガロードには残されていなかった…
【続】