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ホゾヒカル
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暴かれた"X" その3

暗闇に包まれた広大な空間…


視界も十分に効かないが、そこには大勢の人々が詰め寄っていた。


仮面で顔を隠しているが、身なりからして社会的地位も決して低くない人々…


手にしたグラスで口を潤したり、皆それぞれ寛ぎながら"それ"が始まるのを始まるのを楽しみにしていた。


「今回はなかなか"イキのいい"のが入ったと聞くが…」


「バルチャーの小娘が確保したらしい」


「アイツらにいい金を支払うのは癪だが…こればかりはやめられん」


『お待たせしました』


「!!」


突如会場に響くアナウンス。


『これより、"ビディング"を開始します。今回の"商品"は…こちらです!』


会場の中心に向かってライトが照らさせる。


そこにいたのは…ガロードであった。


天井から伸びた鎖によって頭上へと引き延ばされた両腕…


同じく床と繋がった枷によって、大きく開かれた状態で固定された両足…


会場中央のステージでガロードは拘束された状態でその姿をさらしていた。


さらに目を引くのはその衣装…


艶めかしい脇が露になるほど切り詰められた、ノースリーブ状の金に輝くボタンが付いた襟付トップス。


張りのいい太ももが丸見えの、その足全てをまるまるさらけ出すほど丈の短いホットパンツ。


異常に布地の少ない黒レザー製のトップスとホットパンツの間からは大きく露出した腹部。


そしてスポットライトがその中央にある異物を強調するかのように照らし出している。


それは…ガロードの腹部中心に埋め込まれた"X"、すなわち彼のバッテンベソであった。


「う、うぅ…」


先日エニルから受けた責めで、いわゆるデベソと化してしまった臍


皆の注目がその"出っ張り"に集中しているのを感じるガロード。


そのヘソ周りの腹部には誰がつけたのか、殊更にその存在を強調させるかのように赤い線で二重丸が描かれている。


(な、何だよコレ…何で俺、こんなお腹丸出しの格好でこんな大勢の前に…)


一体何が起きているのか理解できていないガロード。


エニルによって拘束され、衣装を切り裂かれ、その特徴的な臍に目を付けられ、執拗に弄られ、巨大へそゴマを強制的に摘出され…


異常な"へそ責め"によって気を失った彼が目を覚めた時、目のあたりにしたのはこの異様に露出度の高い衣装を身に着けた自分と、謎の会場にひしめく人々であった…


『ガロード・ラン、15歳。身長161cm、体重53kg…』


突如鳴り響くアナウンス。


『その臍の直径は実寸で26mm、現時点で8mm腹部から飛び出し、36mmまで伸長することが確認されています』


「なっ!?」


まさかの臍の情報まで事細かに暴かれ動揺するガロード。


「これはこれは…"いいモノ"を持っているようだ」


「あそこまで見事な"バッテンベソ"…なかなかお目にかかれないわね」


「これはなかなかの"掘り出し物"では?中にも"宝"が埋まっているようにも見えるしな」


『その臍腔内には3cmの老廃物…いわゆるへそゴマが確認され、これは摘出済み。後ほどこちらは競売にかけます』

『しかしまだその内部にはさらなる老廃物が埋まっている可能性も…』

「や、やめろぉぉ!!!!!」


思わず叫ぶガロード。


「ふざけんなぁッ!!一体何言ってやがんだッ!!お、俺の臍は見世物なんかじゃねぇぞッ!!なに人のへそゴマの話なんかしてやがんだァッッ!!!」


拘束された体を必死に揺さぶりながら怒号を上げる。


そんなガロードを会場の一角から見つめる2つの視線…


「…いかがします?」


スーツの男性が横のリクライニングチェアで寛ぐ女性に声をかける。


「いいわ、少し黙らせて頂戴」


「商品に"傷"が付くことになりますが…」


「構わないわ。でも狙うのは"ココ"よ」


そういいながら自身のむき出しの腹部の中心を指さす女性。


それは他ならぬガロードをここへと連れ込んだエニルであった。


「逆にあの子が苦しみ悶える様…オーディエンスにもいいショーになるんじゃないかしら?」


「かしこまりました」


早速男は手にした端末で何やら指示を出し始めた…




「お前らなんか俺がGXで捻り潰して…ッ!?」


ガロードの前に突如現れる男。


彼に比べて2周りも3周りも大きなガタイを持った男はその場でゴツゴツした拳を鳴らし始めた。


「少し黙っててもらおうか、デベソボウズ」


「!!、お、俺はデベソなんかじゃ…がッはあああッッッッ!!?????」


不意にそのむき出しの腹部に叩き込まれる拳。


「お、オボォォエッッッ!!!!」


その丸太のような腕がガロードの腹へと深くめり込んでいく。


苦悶に歪むガロードの顔。むき出しの肌から噴き出す汗。


「おお…」


そんな彼の悶絶する様を見て、オーディエンスの中から感嘆の声が上がる。


続いて繰り出されるパンチ。

ボゴォッ!!


「ぐっげエエエエッッッッ!!!!!!!」


その口から絞り出されるように発せられる濁った叫びと体液。


繰り返しガロードの腹に打ち込まれる拳。


そしてようやく呻きを発するのが止まったところで打ち込みが止まる。


「が…はぁ…」


腹を散々殴られ項垂れるガロードの元に一人の女性が歩み寄る。


「気分はどうかしら、ガロード?」


「!、エ、エニ…ル…」


「商品"がペラペラと喋るものじゃないわ。アナタが発していいのは"プログラム"中のリアクションだけ」


「プ、プログラム…?」


「ガロード、アナタのおヘソ、"売らせて"もらうわ!」


【続】

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