「ハァー、ハァー、ハァー」
呼吸に合わせて大きく上下するガロードの腹。
その中心でエニルが"X"と呼称するバッテン状のヘソ…4つに区切られた臍肉が僅かに震えている。
「それじゃあなたの"X"から"G"を取り出すわね」
そう言いながらエニルはある器具を彼に見せつけるようにして取り出した。
「!、そ、それって…」
「そう、ピンセットよ」
エニルはそれをガロードのヘソに向かって突き付けた。
「ヒ…ッ!や、やめろッ!!」
先程ヘソ皺の溝に沿うようにナイフの先端を挿入されたが、今度の器具はそのナイフ以上に先が鋭く尖っており、否応なしに彼の恐怖心を引き立たせていた。
「フフ…」
左手を彼の腰に回し体を引けないように固定するエニル。
そして怯えるガロードをわざと煽るように、ゆっくりとその先端部を"X"の中心へと近づけていく。
「やめろッ!!やめ…」
つぷっ
「はぁうッッッッ!!!!!」
器具の先が二つの線が交わる中心部へと侵入していく。
その様を引きつった表情で凝視するガロード。
「う、うぅ…」
(こんなに怯えて…可愛いわボウヤ…)
ヘソへの刺激に翻弄されるガロードに思わずほくそ笑むエニル。
そして…
カチ
「んッ!!」
ガロードの口から思わず漏れる呻き。
先ほどのナイフ挿入の時と同様、ピンセットの先端が"何か"に接触している。
「…それじゃ取り出すわね」
臍穴に挿入したまま器具の先端部を開き、"ソレ"を器用に摘まむエニル。
「うひぃッ!!??な、なんだよこれぇ!?」
「どうやらあなた自身も気づいていなかったみたいね。この"X"の中に秘められたもの…」
「ひ、秘められたもの…?」
「そう、それを今から表に引きづり出してあげるッ!!」
ピンセットを持った手に一気に力を込めるエニル。
その瞬間、ガロードのヘソに凄まじい負荷がかかった。
「がアアッッッ!!???」
臍穴から現れたピンセット先端部。
その鋭い鉄嘴は何か黒い塊のようなものを摘まんでいた。
ちょうどその塊は"X"の中心、二つのヘソ皺線が交差する中央部から顔を出している。
「見なさいガロード。これがさっきナイフの侵入を防いでいたのよ」
「お、俺のヘソの中にこんなものォ…ッ!?」
「フフ、全部さらけ出してあげるわ!」
さらに力を込めピンセットを引くエニル。
「ぐはあッッ!!!!」
凄まじい力で臍穴から引っ張られる"物体"。
だがガロードの4つの臍肉がまるで露出を阻止するかのように"ソレ"にへばり付いてくる。
「なかなか思っていた以上の大物ね!」
もはや塊共々臍穴から引きづり出されている臍肉。
彼女は一気に勝負を仕掛けんとばかりに渾身の力で引き上げた。
「フンッ!」
「がはああアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!????」
ついにエニルに腕力に負けてしまった臍肉。
その均衡が破られた瞬間、その"X"を中央から割り開くように巨大な黒い塊が勢いよく姿を現した。
「凄い…!凄いわ…!アナタの"GX"…」
臍穴からピンセットで摘まみ抉り出された直径3cm近い"ソレ"を見て感嘆の声を上げるエニル。
それは…生まれてこの方、臍掃除を全くしてこなかったガロードの臍穴奥で長年蓄積されたへそゴマの塊…『臍石』であった。
「今まで色んな子のゴマ取ってきたけど…ここまで大きいサイズ見たことないわ…」
「このX字状のおヘソ…皺がクロスしてるからその中心に汚れが溜まりやすかったのね。だけど4つの臍肉で塞がれているから奥の様子が確認出来ずずっと放置されたまま…」
「この子、きっと凄い"獲物"を秘めていると思っていたけど…想像以上だったわ」
呟くようにガロードの巨大へそゴマの形成を分析するエニル。
そして彼女はそれを細心の注意を払いながらシャーレの中に保管した。
「…さて、これでアナタの大切な"G"はいただいて…ってあら?」
いつの間にか気を失っていたガロード。
エニルによって衣装を切り裂かれたことで、むき出しとなった手足や腹部を大量の汗で濡らし、まるで臍穴から全ての力を抜かれたかのような有様であった。
そしてその中で特にひときわ目を引く部位…
「ちょっと…やり過ぎちゃったわね」
もともと人体の中で脆弱な部位である臍…
その臍肉が長時間に渡って引っ張り続けられたことでついに伸び切ってしまい、へそゴマが取り除かれた後も臍穴内に収まらず、いわゆる"デベソ"と化してしまっていた。
「でも…これはこれで可愛いわよガロード。この"ゴマのX"から"デベソのX"へ…"GX"から"DX"に変化したってところかしら」
その腹部中央に飛び出たドーム状の"X"をピンと指で弾くエニル。
「ンうッ!」
気絶中ながらビクンと反射的に振るえるガロードの体。
「フフ、かなり敏感ね」
「じゃあもう少し…"ココ"で遊ばさせてもらおうかしら…フフ…」
【続】