【雑記】中学のころネトゲにハマって人生傾きかけた話(後編)
Added 2018-05-19 01:34:05 +0000 UTC中2のあいだはずっとネトゲに浸かりっきりだった僕ですが、 中3に学年が上がった頃、皆に等しく、とあるイベントが訪れました。 高校受験です。 中学は普通に公立校に入ったので、僕にとっては高校受験が人生初の受験です。 「人生初」というビッグワードの前に、僕は完全にビビっていました。 夜更かししまくりで授業中も寝てしまったり、そもそも午前中の授業にあまり出ていなかったり、 それで成績が良い訳がありません。当然のように赤点常連でした。 それでも僕は、せっかくだから良い高校に入りたいな……とその時生意気ながら思っていました。 たぶん、周りが一気に受験モードに入る中、負けず嫌いの心に火がついたのかもしれません。 僕は、きっぱりとROをやめる決意をしました。 ROを続けたままでは絶対に受験に合格できないと思っていたからです。 そこで僕は、RO内での装備やお金を全てギルドメンバーにあげることにしました。 いつでも戻れるという状況を絶つために、ゲーム内での財産を全て処分したわけです。 それをもって僕はROを「引退」しました。 もちろん、あっさりと引退できたわけではありません。 大ハマリした大好きなゲームの、長大な時間をかけて築いたものを捨てるには、 決断力が必要でした。 そんなものリアルの人生に比べればゴミ同然だろう、と今なら簡単に言えますが、 当時の僕は沼にどっぷりと浸かってしまっていたわけで、 もはやリアルとネットのどちらが大事か区別もつかない状態になっており、 その片方を丸ごと捨てるというのは、まさしく苦渋の決断でした。 自分の今後の人生と天秤にかけて、長い目で見てどういう行動を取るのが最適か、 冷静になって考えることができた理由は、実際のところよく分かりません。 とにかくその時、僕は人生で最良の判断を下しました。 大好きなROを捨て、周りに追いつくために小学生レベルで止まっていた学力から勉強を再開し、 偏差値60くらいの高校にギリギリ入ることができました。 このとき僕は、「その気になれば何とかなるもんだな」という自負を得て、 今でもそれは礎になっている気がします。 最後に一つ言いたいのは、ROにハマっていた時期は僕の人生にとって脇道甚だしいものでしたが、 引退して我に返った後もROが嫌いになったわけではありません。 ゲーム内で出会った仲間、ボス討伐、レベル上げ、街の雰囲気、露天巡り、ギルド戦……。 リアルでは得られないような楽しい思い出を色々と得られましたし、 それらは今でも僕の宝物です。 とても楽しかった、だからこそ依存してしまった。なので二度と起動することはありません。 「楽しいからこそ依存してしまう」。これは驚くほど身近にあって、危険な誘惑だと思います。 以上、僕のネトゲ体験でした。