男は太く長い指をできる限り奥まで差し入れた後、指の腹で中を擦り上げる。
ゆっくりと抽挿を繰り返しながら、蛇のようにこちらの反応を窺っていた。
「………っ……………………」
「………このあたりがお気に入りか?」
特に大きく反応したつもりはなかった。
しかし男の指はしっかりと、一番刺激を感じる部分を捉えている。
抽挿は止まり、代わりにそこをじっとりと責められる。
「…反応すまいと身体を力ませ固くさせては、反応しているのと変わらんな」
語気に悦を滲ませ、ぐりぐりと蠢く指による責めは続く。抜け目なく胸の先もしっかりと。
「…ふっ…………ッ……!………………んっ…………ぁ……」
いつの間にか、唇を噛み締めるようにして抑えていた吐息が荒くなっている。
男の指は最初と変わらぬ、ゆったりとしたペースのはずなのに。
「……我慢せずに一度、イったらどうだ?」
事もなげに男は言う。
「………っ……………」
もしこれが、大好きな司令官との事なら、何を気にすることも無く、達することが出来ただろう。
…けれども、相手はこの世で一番嫌いな男だ。
その男が与える刺激で好きなように弄ばれ、その男の言う通りそのままに、達してしまうのは我慢できなかった。
「……ふふ、気丈なのは別に嫌いじゃないがな」
そう言いながら、指を激しく動かしだす。揉むようにしていた胸の先もつねり上げらるように引っ張られた。
「あぅッ…!っあ……!…………んぅっ!…………っ!!」
急激な刺激の変化で、声が抑えられず出てしまう。
男は手を緩めない。
っちゃっちゃっちゃちゃっちゃっ…
部屋には卵をかき混ぜるような、粘り気のある水音が響く。
合間には吐息とはもう呼べなくなった、短く散発的な嬌声。
十数秒の間、段々と大きくなっていた2つの音が突如止まった。
残ったのは、大きく肩を上下させながらの呼吸音だけだ。
男の責めがあと数秒続けば、達していた。
…私がどう堪らえようとも、敵わず。
「………はっ……………はっ…………っ……」
呼吸に合わせて上下するぼやりとした視界の中に、男の右手が割り込んでくる。
「…随分、粘っこい糸を引くようになったな」
これ見よがしにゆっくりと広げられた指の間には、蜜のような粘液が何本もの糸を作っていた。
そのまま右手を顔に寄せて、ぐりぐりと口元にねじ込んでくる。
「…っ……ふぁ………」
なすがままにこじ開けられた口に指を挿れられ、舌を引きずり出される。
「どうだ?自分の味は」
「……っぁ………っ……………」
質問には答えられなかった。
ただされるがままに、指を舐らされていたからだけではない。
お尻のあたりに押し付けられた男の、大きく固い熱に、この後を憂いたからだった。
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いつもご支援ありがとうございます。
一応書いた枚数的には5枚か。いつもと変わらないくらい。
今月は、テキスト+絵の形式で統一してみましたが、どうでしたでしょうか。
一枚絵じゃなく、漫画のようなコマ割形式は差分が少なくなるので、差分欲しい人には一長一短ですね、どちらが良いのか。
ついに始まりました、響ちゃんの秘書官特別最終合宿。
期間は半月ほどですが、もしも招集に応じなかった場合、所属鎮守府に元帥が出向いて、一月ほど秘書兼務で行われるパターンもあります。
車校通うか、短期合宿で免許取るかみたいな違い。
どちらにしろ拒否権は無いので、期間が短く、されるにしても司令官の目に触れる心配のない方を選んだ響ちゃんでしたが…無事帰れるのか。
来月も響ちゃん軸で
単発で霞描きたい。
では、またー
MYHT
2022-08-31 03:32:37 +0000 UTC群青色
2022-07-31 10:36:23 +0000 UTC