同人誌用にいろいろと描きたいシチュはあるんですがなかなか追いつかないので、イラスト+文章でとりあえず形にしておきたいと思います。 もちろん同人誌製作も進めていきますので応援いただけると嬉しいです! とりあえずちょっとエッチなダンジョンに挑む翠ちゃんです。 無料プランでお読みいただけます。 200円プランで挿絵の差分を公開します、ぜひご覧ください。 ******************************* <翠ちゃんのダンジョン攻略> 翠は、とある辺境の有力者から依頼を受けていた。 任務内容は、未踏のダンジョンの調査と解体。 誰が、何の目的で作ったのかもわからないダンジョンはこの辺境には数多く存在しており、中には悪ふざけのようなものや、逆に致命的な危険を孕んだものまである。 今回のダンジョンは、比較的浅い階層ながらも、妙に整った構造をしていた。 「ふうん……この設計、ただの素人じゃないね」 翠は軽く帽子を傾けながら、ダンジョンに刻まれた魔方式の残滓を指先でなぞった。 トラップの設計、魔力の流し方、そして空間の歪ませ方……いずれも手の込んだ細工だった。 快楽と混沌を嗜む”同類”が残した遊び場のように思える。 それが、翠の心をくすぐった。 <とある階層にて> 翠が足を踏み入れたその階層には、一本の通路がまっすぐ伸びていた。 ……が、床の表面が、かすかに蠢いているように見える。 警戒して近づいた翠は、思わず肩をすくめた。 それはすべて――“生き物”だった。 ナメクジともウミウシともつかない、ぬるりとした軟体生物たち。 どろり、ずりゅりと這いながら、何重にも重なって通路を埋め尽くしている。 もはや床ではなく、ぬめる肉のプールだった。 ――人工の魔法生物。 ”そういった用途”に調整された系統のやつだろう。 体表に分泌されている粘液は、おそらく媚薬混じり。 「……やれやれ」 上を見上げる。 天井には何もないが、空間に薄く魔力の流れを感じる。 何かしらのトラップがあるのだろう、飛行して通り抜けることはできない・・・・つまり、 「この中を歩け、ってことか。……ふふ、いい趣味してるじゃないか」 翠はマントをたくし上げ、片足をそっと、ぬめる床へと沈めた。 ぬちゅ、ずりゅっ―― ぬるぬるの生き物が肌に絡みつき、吸いつくように這い上がってくる。 ふとももを舐めるような感触。ぞわりと背筋に電気が走る。 「んっ……」 短く息を吐き、翠はすぐに平静を取り戻した。 こういうのには、慣れている。深さは大したことはない、股の下くらいの深さ。 ――そう思っていた。 だが、数歩進むうちに違和感を覚える。 前に踏み出すたび体の位置が下がり軟体生物が股間へと迫ってくる。 「……っ、なるほどね」 体が沈む深さと、生物の這い上がる位置。絶妙だ。 這い寄る粘膜が、腿の内側、足の付け根をなめていく。 敏感な部分に触れそうで、触れない――ぎりぎりを攻めてくるのだ。 「じっくり、ジワジワ……ってやつか」 この深さ、挙動。全部、計算されている。 “そういうやつ”が作ったダンジョンだ。 「ほんっと、いい趣味してるよ」 翠はくくっと笑った。 誰が作ったかは知らないが、たぶん気が合う。