栗原さんはこだわる 45話 46話
どれだけ文化が発達しようと、どれだけ食材が人々にいき渡ろうと、 世の中から争いが無くなる事はない。 それは歴史が証明している。 「ちっ 見つかったか」 岩山で隠すように建てられた小さな施設に、 人型の大きな機械が近づいていた。 「〝亜重機〟の数は一体のみのようですが… どうしましょう!」 武器とは相手を傷つけ始末するための道...
2022-09-05 13:45:30 +0000 UTC View Post深夜の警察署。 そこに内設された武道室で対峙する相手はまさかの署長。 「ぐふふふ♪」 畳を踏みしめる太い足元に精液がぽたりと垂れた。 「汚らしい涎(よだれ)が垂れてますねぇ」 全裸の署長に向かって言ってやると、 充血したチンチンをわざとこっちに向けてくる。 「まぁまぁ、キミも〝私の涎まみれ〟なんだから お相子(あいこ)じ...
2022-08-17 12:39:33 +0000 UTC View Post過去にけりをつけたあの日から一週間後の夜。 「はい、もしもし―― あ!」 見知らぬ番号から電話がかかってくると、 予想した通り、相手はあの〝始末屋〟の妹さんだった。 「始めましてー♪ 兄の〝お世話〟をしたホノカちゃんです♪」 「ど、どうも始めまして。 『トウカ』と言います。 あの、兄からは…」 「えぇ。話は聞いております。 ...
2022-08-05 13:44:35 +0000 UTC View Post「がッッ ぅぅッッ……ッッ」 椅子に縛られた男が目をひん剥いて大口を開けている。 激痛に対する肉体反応だろうがうまく声が出せていないのは 〝その痛み〟があまりに凄まじいものだからだろう。 「ぐぅぅッ くッッッ」 ――睾丸の破裂。 陰嚢(いんのう)の右側がドス黒く変色してゆく。 睾丸を破壊される痛みは男にとってもっとも辛いもの...
2022-07-20 12:57:18 +0000 UTC View Postとうとうこの時がやってきた。 今、目の前に縛られている男〝タク〟は 〝殺し屋〟の私が最も殺してやりたかった男。 辛酸をなめさせられたあの時から数年、 ようやく居場所を掴み、その身を拘束する事が出来た。 しかも、普段は〝ヤリ部屋〟として使っているであろうこの男の自室は 防音しようとなっており、どんな悲鳴も外には漏れない。 ...
2022-07-05 11:38:42 +0000 UTC View Post「こうして直(じか)にお会いするのは初めてですね」 「はい」 人の行き交う都内の歩道、私の隣を歩く女性の名は『メグミ』 今回の依頼人だが、私がわざわざ直接顔を見せたのには理由がある。 「まず謝罪させてください。 〝あの時〟は依頼を達成できずスイマセンでした」 数年前、あのタクを殺してくれと依頼してきたのが彼女であり、 こう...
2022-06-20 12:11:31 +0000 UTC View PostA.M 00:00 「ふー 我ながら見事な仕事っぷりだったわ」 ターゲットを始末し終えた後は依頼人に用意させた別の部屋へと移動し、 軽くシャワーを浴びてから豪華な寝具に横たわる。 いつもと変わらぬ、よくある平凡な〝仕事の日〟 そう感じてしまうほど私は〝殺し屋〟としてベテランの域に達していた。 人を殺し、罪悪感を覚えない代わりに達成感...
2022-06-05 12:30:13 +0000 UTC View Post俗に言う〝殺し屋〟と呼ばれる者は存在する。 ――って、そんなこと言われても信じる人の方が少ないでしょうね。 そりゃそーよ。 テレビや雑誌、ネットに載るような人じゃ 〝殺し屋〟なんて呼べないもの。 社会とのつながりは最低限に抑え、 人の命を金に換えて〝つつましく〟生きる者たちが 〝殺し屋〟と呼ばれるようになるんだから。 ~...
2022-05-21 13:13:42 +0000 UTC View Post