「さて、藍先兎妃美《あいさき ときみ》……素直ないい子になれたかしら?」
金属製の扉が開けられ、真っ暗闇の状態から回復した視界のなかで、薄く嗤った嶺湖久絹恵《れいこく きぬえ》が訊ねた。
そうだ。思い出した。
不当労働監視局麾下の民間調査会社に所属する兎妃美は、嶺湖久絹恵の罠に落ち、囚われの身となった。
革製の全頭マスクに、その上...
2025-08-08 09:00:00 +0000 UTC
View Post
嶺湖久絹恵から、金属製の土台がついた黒いシリコーンゴム製の長大な物体を受け取り、黒藤麻子が兎妃美の前に立った。
全頭マスクに穿たれた小さい視界確保用の穴から見る麻子は、頬を紅潮させ表情を歪め、醜い笑みを浮かべている。
憎い兎妃美に――たとえそれが、逆恨みによる感情であっても――復讐できる喜びに、興奮しているのだ。
裏を返せば、...
2025-08-01 09:00:00 +0000 UTC
View Post
増大する労働関係法令違反を取り締まるため、潜入調査を含む強力な調査権限が与えられた不当労働監視局が、各都道府県に設置されたのが10年前。
当初、監視局本体が潜入調査を行なっていた。
しかし、調査対象は膨大なうえ、多岐にわたる。相手先の社風によっては、いかにも公務員然とした調査官では、潜入に向かないケースもある。
そこで5年前、...
2025-08-01 09:00:00 +0000 UTC
View Post
2025-08-01 09:00:00 +0000 UTC
View Post
「早く歩きださないと、人が来ちゃうよ?」
そう告げると、ここが私有地で無断で立ち入る者などいないと知らない彼は、一瞬私を睨んだあと、観念したように足を運び始めた。
2025-07-18 09:00:00 +0000 UTC
View Post
夏といえば水着、拘束といえばアームバインダー、ということで。
2025-07-11 09:00:00 +0000 UTC
View Post
後編
繁華街の商業施設で、メイド服女装探偵の等身大フィギュア展示会が始まる少し前。悠斗の助手兼救出係たる柚木稟は、スマホの地図とにらめっこしながら、送り状に書かれていた住所にたどり着いていた。
「こ、ここは……」
かつて、悠斗がティーチャーYに囚われ、いやらしく責め抜かれた廃工場だ。
ただし、すでに解体工事が始まり、重機がバリバリ...
2025-07-04 09:00:00 +0000 UTC
View Post
商店街とかで、イベントや店の宣伝用の縦長のフラッグ、よくあるじゃないですか。
はじめ、それかと思ったんですよ。
で、こんな田園地帯の田舎道で珍しいなぁと思って近づいてみたら、なんと――。
2025-07-04 09:00:00 +0000 UTC
View Post
この作品は『女装少年探偵・原田悠人の事件簿』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3514366 および『セーラー服女装探偵・原田悠斗の事件簿』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23796943 の続編です。
Gumi11号さんのイラスト https://www.pixiv.net/artworks/131683525 がすごくよかったので、どうしても書きたくなりました。
なお、この作品はフィクションで、実在する人物や団体とは関係な...
2025-07-04 09:00:00 +0000 UTC
View Post
ポニーガールがふつうに存在する世界の架空雑誌の表紙。久しぶりに描きたくなりました。
2025-07-01 09:00:00 +0000 UTC
View Post
リクエストをいただいて書いた小説『魔眼の戦闘シスター長・完全拘束地下封印』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25096821 のイメージイラストです。
2025-06-19 09:25:59 +0000 UTC
View Post
梅雨入りすると描きたくなります。
2025-06-13 09:00:00 +0000 UTC
View Post
2025-06-06 09:00:00 +0000 UTC
View Post
弱体化《デバフ》の魔法刻印を施された身に拘束魔法をかけられて、まったく動けない状態で、縦に2分割された女性形金属塊、永久封印拘束具に身体を押し込められる。
鍛えあげた身体能力と闘う技を封じられて、一般帝国兵にいいようにされる悔しさ。意図をギレットに読まれ、最後の反攻も叶わない口惜しさ。
だが、どうすることもできない。
自分の意...
2025-06-06 09:00:00 +0000 UTC
View Post
床も壁も天井も石造りの通路を、ひとりの女が引かれていく。
ロクサーナ・アーシュ。
一騎当千と称されるほどの戦闘力を誇る、エルヴェシウス王国第1王女クローディア付き近衛騎士である。
いや、近衛騎士だったと言うべきだろう。
邪《よこしま》なる帝国の侵攻により、歴史と伝統に彩られたエルヴェシウス王国は崩壊。
王妃の生国にして同盟国た...
2025-06-06 09:00:00 +0000 UTC
View Post
四方を二千メートル級の山々に囲まれ、周囲の市町村と地理的に隔絶されたこの村には、独特の風習が残っている。
そのひとつが、巫女の試練だ。
始まりは、田植えが始まる時期に合わせて行なわれていた豊穣を祈念する祭り。
それがいつからか、研修を終えたばかりの新人巫女に課せられる、過酷きわまりない試練の儀式に姿を変えていた。
その巫女の試...
2025-06-01 09:00:00 +0000 UTC
View Post
そういえば、冬セーラー服の季節ももう終わりだなぁ……と思って描きました。
2025-05-23 09:00:00 +0000 UTC
View Post
2025-05-16 09:00:00 +0000 UTC
View Post
「ねえ、BBTしない?」
明日から春の大型連休の後半という日の夜、私、依田菜月《いだ なつき》に、卯野布由美《うの ふゆみ》さんが突然告げた。
布由美さんは、私が就職した会社で、指導係を務めてくれている先輩社員である。
「バーベキューをやるんですか?」
「それは、BBQだね」
「ベーコン・レタス・トマト……」
「それは、BLTサンド」
「...
2025-05-09 09:00:00 +0000 UTC
View Post
「ねえ、BBTしない?」
明日から春の大型連休の後半という日の夜、私、依田菜月《いだ なつき》に、卯野布由美《うの ふゆみ》さんが突然告げた。
布由美さんは、私が就職した会社で、指導係を務めてくれている先輩社員である。
「バーベキューをやるんですか?」
「それは、BBQだね」
「ベーコン・レタス・トマト……」
「それは、BLTサンド」
「...
2025-05-09 09:00:00 +0000 UTC
View Post